犬の認知症

2021年11月29日

犬も高齢になると目や耳、足腰が衰えるのは人といっしょで、呼んでも気づかない、目の前のものが見つけられない、足腰が弱ってヨボヨボになり、若い時のように散歩もできなくなります。
寝たきりになれば下の世話も必要になります。
食べたくても舌がうまく動かず食べられなくなったり、水が飲めなくなることもあります。

 

更に犬にも認知症があるのをご存じですか?
人といっしょで、ならない犬のほうが多いですが、残念ながらボケてしまう犬もいます。
発症時期も個体差があり、うちの犬は14才で急速に認知機能が衰えました。
犬の認知症が進行すると、グルグル同じところを回ったり、押し入れ、机の下、家具の間など隙間にもぐりこんで身動きできなくなって鳴いたり。

ぼんやりと視点の定まらない顔で単調に吠え続けたりします。
そのうち疲れも眠ることも忘れて、夜中まで吠え続けることもあります。
そうなると、人間も十分に眠れず、生活にも大変な支障をきたします。
そういう時は、無理せず獣医さんに対策を相談してください。
自分で吠えるのを止められない犬を休ませてあげるための薬で犬も人も眠れるようになることもあります。
認知症の兆しが出て、足腰が弱っても、外に連れ出して脳に刺激を与えるとよいそうです。
日光浴は体内時計を正常に保つためにも必要です。
夜鳴きを避けるためにも外に連れ出してあげましょう。
よろけるだけでなく方向感覚も無くなっているため、いきなり車道に出たりするので必ずリードをつけて歩かせましょう。歩くのが大変になったら、犬用のカート(ベビーカーのようなもの)もあります。

姿勢保持が難しくなったら、今は車椅子や歩行器も以前よりはるかに安く買えます。


これは1万円台で細かく犬に合わせてサイズ調整できました。

 

どうか世話が大変だからと捨てたりせず、最期を看取るまで飼主の務めとがんばっていただきたいです。

つらいときは獣医さんに相談してください。また譲渡会会場でお話をうかがうこともできます。

 

12月の譲渡会
第一弾:日時 12月5日(日) 午前11時~午後2時
場所 旧石垣市役所 建物裏駐車場
第二弾:日時 12月12日(日)午前10時〜午後2時予定
場所 石垣マルシェ会場(波ん馬ホースライディング牧場)
問い合わせ ishigakishippo@gmail.com
ブログ・フェイスブック・インスタグラムは「石垣島しっぽの会」で検索してください。
※譲渡会に事前申込なしで犬猫の持ち込みはできません。
※しっぽの会は犬猫の引き取りはいたしません。