2・22猫の日

2024年2月22日

2月22日は「猫の日」だそうです。
今や世界的にブームとなっている猫人気ですが、
現実には毎日のように猫が捨てられています。
望まれない子猫が生まれています。
今日だからこそ、猫たちについて「かわいい」だけじゃないこと考えてみませんか。

 

かわいいなと拾った2匹のオスメスの子猫から、半年後には6匹の子猫が産まれ(合計8匹)、子の半分がメスとしてその半年後には最初の親猫と合わせてそれぞれが5匹産むと(2+6+4×5=28匹)。なんと1年のうちに2匹が28匹になってしまいます。

かわいい子猫に罪はありません。
でもこんな小さいのに捨てられる子猫があとをたちません。
母子まとめて捨てられることも頻繁にあります。
たまたま保護されるラッキーな猫はほんの一部です。
カラスに食われます。
飢え死にします。
冷たい雨にうたれて衰弱死します。
車に轢かれてつぶれます。

 

それが見捨てられた猫たちの現実です。

 

最初の2匹の時点で、避妊去勢手術を行なっていれば、望まれず不幸になる26匹はいません。

猫はあっという間に増えます。

餌だけ与えて、あとは知らん顔している人が多すぎます。
それでは猫は増える一方です。それは同時に、不幸に死んでいく猫が増えることです。

法律や条例でも、無責任な餌やりは禁止です。
猫を可愛がるなら、どうか手術をしてください。

 

慣れて、捕まえられるなら、迷うことなく獣医さんに相談してください。
手術した証拠に、耳の先をカットして、また元の場所に返します。

TNRといいます。

なかなか捕まえられない猫には、石垣市環境課で捕獲器を貸してくれます。
石垣市は手術の助成金も出しています。

 

猫の飼い主さんはもちろん、餌だけやりさん、
ほんとうに猫がかわいいなら、どうか手術をしてください。
1匹でも捨て猫が減るように
あなた自身が猫を不幸にしないように
幸せな猫が増えるように
何がほんとうに猫のためになるのか、今一度考えてみませんか?