お別れの時

2022年4月10日

犬や猫、ハムスター、小鳥などペットを飼育していて
避けられないのが悲しいお別れ、死です。
その最期を看取るのは飼い主の大事な務めです。

年を取ったから、見るのが悲しいから、病気になったからと弱った動物を捨てる人がいますがとんでもありません。
年を取ったからこそ、病気だからこそ、飼い主が見守る中、逝かせてやるべきです。

そして悲しいお別れの後、更に現実問題として直面するのが、その亡骸をどうするか?です。
死んでしまうと、そこから法律上は「廃棄物」となります。
そして、生きている時同様、むやみに捨ててよいものではありません。しっぽの会にも「どうすればいいですか?」と問い合わせが来ます。
現在、できること、できないことをまとめてみます。

 

1. 公共の場に埋めてはいけません!

お散歩に行った公園・砂浜に埋める人がいますが、法律違反であり、大変な迷惑行為になります。まず他の犬がニオイに反応して、すぐ掘り返します。砂浜は満潮時になれば波が来て、翌日には死体がむきだしになると思ってください。衛生的にも問題がありますね。臭いもするでしょう。ウジがわくでしょう。

 

自分の所有地以外に埋めてはいけません

 

自分の所有地だとしても、やはり衛生上の問題から、動物の大きさによっては1m以上の深さの穴を用意しないといけないでしょう。
カラスにつつかれる死体を見たくないですよね。
安易に埋めず、よくよく考えて、準備をしてください。

 

2. 石垣市ではクリーンセンターで動物の死骸を受け入れてくれます。

ただし、「燃えるゴミ」の袋に入れないといけません。ここが飼い主の心情的に耐えられないところです。
有料でいいから、もっと払うから、せめてダンボールで受け取ってほしいところですが、現状では、燃えるゴミの袋に入れてです。
もちろん骨などはもらえません。

 

3. ペット葬祭

民間業者さんによるペット火葬場あります。新聞によく広告がでています。詳しくは、リンク先のHPをご覧ください。

石垣島ペット霊園

もちろん費用はそれなりにかかりますが
内地並みのちゃんとしたペット用施設です。
火葬してお骨を手元に、お墓に、という方にはありがたい施設だと思います。
お問い合わせは直接業者さん(0980-87-5940)にしてください。

いつかは必ず訪れるその日のために、災害対策同様、どうするか考えておくのも大事なことですね。