11月譲渡会と展示

2021年11月1日

譲渡会:11月7日 午前11時〜午後2時
市役所建物裏駐車場(これまでと同じ場所です)
成犬と子猫が参加します。

展示:11/5〜11/12(メイクマン営業時間内)
メイクマンにて

11月5日からメイクマンで八重山保健所による動物愛護週間関連行事があります。
動物の適正飼養展示にしっぽの会も参加させて頂いてます。
動物愛護精神は、これまで人間を主体とした考えのもとに、たくさんの動物達が助けられ命を繋ぎ、その子の一生を全うすることができるようになりました。
それも、なんとしてでも助けてあげたいという強い気持ちが広がっていき、今は保護された犬猫を家族に迎えてくれる方が増えてきていることにすごく嬉しい気持ちです。

 

ところで、ここ数年動物福祉(アニマルウェルフェア)という言葉をお聞きになった事はないでしょうか?
1960年代家畜動物の動物福祉に関して最低条件であるブランベルの5つの権利が採用されることになりました。

 

ブランベルの5つの権利
1.疫病にならないことを保障する
2.空腹や喉の渇き、栄養不良に陥らないことを保障する
3.極端な暑さや寒さの不快にならないような環境を保障する
4.物理的な動きの自由を保障する
5.自然な動きを自由に表現できることを保障する

 

今は家畜動物だけではなく私達が家族として飼っている愛玩動物にも当てはめられるようになりました。
これからは動物を主体とした考えに基づいて動物達が快適に暮らせているか、人間が動物達の動きを制限することで問題行動を発現させていないか科学的根拠を元にした視点で見て行く必要があります。

 

このブランベルの5つの権利の一つづつの言葉はどういった意味であるのかということは、今度のメイクマンでのしっぽの会が展示している資料にもヒントがたくさん書かれています。
これはこの事を言っているのだなとか考えながら見て頂けると、みなさんがお家で飼われている愛玩動物達とまた違った視点で接していけるはずです。
人間と動物は全く違った生き物です。人間の考えを動物に押し付ける事なく、今この子はどう思っているのか快適にストレスなく過ごせているのだろうかと動物目線で寄り添ってみてはどうでしようか?
寄り添ってみることで動物達もその気持ちに応えてくれるはずです。